棚守房顕覚書137 月水日数のこと

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棚守房顕覚書137 月水日数のこと

一つ、月水日数のこと
七日奥の山にありて、七日にまた、イマレ(=生理の時にこもる小屋)に入る。九日にて社家に入らず、他宿す。12日にて我が家に入り、内侍所などは13日にて出仕す。
在家の衆は9日にて我が家に入り、11日にて火を合わする。

宮島での女性の生理のルール

月水とは「生理」のこと。
生理になると7日は奥の山に居て、その後はイマレと呼ばれる生理の時にこもる小屋で過ごし、それから9日までは社家ではなく、別の宿に泊まり、12日に我が家に帰る。社家というのは神社の関係者のことで、社家ではないということは仏教関係の宿とは限らないでしょうが、実質そうだと思います。で、内侍…つまり巫女さんは13日に出仕する。

内侍は休みが多い

となると、巫女さんは一ヶ月のうち…正確にいうと女性の生理周期は28日くらいなので、28日のうちの半分近く……12日は基本的に休みになりますね。しかもその間は食事なども提供されるので、上げ膳据え膳ということになります。

これまでに内侍は50人がいつもいることが明示されているのですが、一ヶ月に12日が休みとなると、常駐しているのは平均で20人程度ということになりますね。それも生理の周期によっては人手不足になっていたかもしれないなと考えると、意外とシフトは厳しいのかもしれない。
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