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白糸川
白糸川とは
御手洗川(紅葉谷川)と海の手前で合流する川。滝川とも。かつては反橋の下に流れ込んでいた。この白糸川の伏流水が厳島神社の境内にある鏡池(天神社側)につながっています。白糸川は過去に何度も土石流が発生していて、大量の土砂を押し流します。そのため白糸川は「土石流危険渓流」に指定されています。
●平成17年の台風14号による土石流災害により、弥山山頂の土砂が崩れて、大量の土砂が厳島神社の南側の住宅地に流れ込んでいます。
宮島では土石流がたびたび発生し、大きな被害は古文書から考えると200年に一回程度は起きています。過去に厳島神社が土石流で倒壊した!というニュースがあるのですが、あれで壊れたのは本殿周辺部分ではないのですね。紅葉谷川(=御手洗川・御陵川)と白糸川は200年に一回のペースで大きな氾濫を起こします。
大聖院との関係
大聖院は白糸の滝と関係している
大聖院の正式な名前は「多喜山水精寺大聖院」で、多喜山は本来は「瀧山」。「水精寺」と合わせると、大聖院は白糸の滝を関係している寺だと思われます。立地から考えても妥当でしょう。そしてもっと言うなら、厳島神社の本来の神である伊都岐島大明神は「白糸の滝」の精霊というか神だったのだと思われます。大聖院が厳島神社を管理運営する「別当寺(ベットウジ)」なのもそういうことでしょう。
白糸川に沿った道の滝小路(タキコウジ)には寺・神社の関係者の家が並んでいました。
大聖院の正式な名前は「多喜山水精寺大聖院」で、多喜山は本来は「瀧山」。「水精寺」と合わせると、大聖院は白糸の滝を関係している寺だと思われます。立地から考えても妥当でしょう。そしてもっと言うなら、厳島神社の本来の神である伊都岐島大明神は「白糸の滝」の精霊というか神だったのだと思われます。大聖院が厳島神社を管理運営する「別当寺(ベットウジ)」なのもそういうことでしょう。
白糸川に沿った道の滝小路(タキコウジ)には寺・神社の関係者の家が並んでいました。
●現在残っているのは林家住宅(上卿屋敷)・棚守屋敷跡だけ。江戸時代まではここに寺関係者の住宅(宿坊)も並んでいた。
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