御手洗川…御霊川・紅葉谷川とも呼ばれる宮島の川

名前御手洗川（ミタライガワ）
場所厳島神社の裏手に流れる川の一つ。紅葉谷川・御霊川とも呼ばれる。江戸時代までは御手洗川という名前が一般的で、現在は紅葉谷川を使うことが多いよう。理由は分からない。

御手洗というのは「トイレ」のことではなく、神社に参拝する時に手を洗って口をゆすいで穢れを祓うことを指しています。よって「御手洗」という地名は神社の近くじゃないと成立しない。
神社は穢れを嫌い、穢れたものは参拝できません。境内に入ることも許されません。そこで穢れを落とすために、清らかな流れで身を清めます。昔は、白装束でドボンと川に浸かって「禊（ミソギ）」をしていました。そこまでしないと神社に参拝はできませんでした。それが簡略化されて、現在のような手順になっています。

しばしば土石流が発生し、厳島神社を破壊する。
有名なのは枕崎台風。