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弥山本堂(求聞持堂)
大聖院の管轄
本尊虚空蔵菩薩・不動明王・毘沙門天
創建と再建伝承によれば大同元年(806年)・慶長年間に福島正則によって修造・平成3年の台風で全壊し再建
堂内には平宗盛が寄進したという大梵鐘がある。大梵鐘は明治までは鐘楼跡にあった。
建築寄棟造・本瓦葺
参拝可能な開放時間8時から17時
拝観料無料(おみくじなどあり)
関係施設大梵鐘・不消霊火堂・閼伽井堂・石風呂跡・錫杖の梅 ・曼荼羅岩・時雨桜・瓶華柏
本尊虚空蔵菩薩・不動明王・毘沙門天
創建と再建伝承によれば大同元年(806年)・慶長年間に福島正則によって修造・平成3年の台風で全壊し再建
堂内には平宗盛が寄進したという大梵鐘がある。大梵鐘は明治までは鐘楼跡にあった。
建築寄棟造・本瓦葺
参拝可能な開放時間8時から17時
拝観料無料(おみくじなどあり)
関係施設大梵鐘・不消霊火堂・閼伽井堂・石風呂跡・錫杖の梅 ・曼荼羅岩・時雨桜・瓶華柏
アクセス
ロープウェー獅子岩駅から歩いて20分。20分ですが道が崩れているところもあり、結構きつい。麓から登山道でロープウェーを利用しなかった場合は2時間ほどかかる。登山道も相当にキツイ。
求聞持堂って?
伝承によれば…弘法大師空海は弥山に来て求聞持修法(グモンジシュウホウ)という修行をしました。求聞持というのは、真言という呪文のようなものを虚空蔵菩薩(コクウゾウボサツ)に100万遍唱えることによって、一度見たら忘れない超強力な記憶術を身につける修行法のことです。空海はこの記憶術を身につけて、お経を読んだわけです。そら、すごいことですわ。
で、その求聞持修法をしたのがこの弥山本堂(求聞持堂)であり、その修行で利用した施設が不消霊火堂(キエズノレイカドウ)や閼伽井堂(アカイドウ)ということになっています。弥山本堂は当初は現在のような立派な建物ではなく、小さな「草庵」だったろうと思われますが、本当のところはよく分かりません。
本当は空海は弥山に来ていない…が
実際には空海は宮島にはやって来ていない…そういう証拠はなく伝承しかないのですね。それに弥山と空海が結びついたのは後代の話で、後付けのようです。しかし、弥山では奈良時代の土器の破片が見つかっていて、この辺りで何かしら儀式が行われていたことは間違いないんです。それがどういった儀式なのか、集団だったのかはサッパリ分かっていません。
堂内には
堂内には平宗盛が寄進したという大梵鐘があります。また金剛界・胎蔵界の曼荼羅や、空海の像などもあります。ここで超記憶術を身につけたってことを考えると、受験生は参拝するべきだと思いますね。
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