大願寺の火渡り儀式を見てきました!

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大願寺の火渡り儀式を見てきました!

2017年11月3日祝日の13時に厳島神社の出口の近くの大願寺で火渡りの儀式があるということで見に行きました。
11月15日には大聖院でも大聖院火渡り式・秋の大祭があります。大聖院の方が参加者が多いです。

宮島口周辺の駐車場が満車

廿日市に仕事場があるので、まずは11時に車で宮島口に出発。しかし、宮島口近くの駐車場は満車。イベントの時は満車になります。宮島口の周囲も渋滞。諦めて、仕事場に戻って車を置いてから、改めて宮島に出発。今度は市内電車(広島電鉄)で宮島口に移動し、そこからフェリーで宮島へ。

護摩堂と護摩壇

大願寺に到着。大願寺の不動明王が祀られる「護摩堂」の前に儀式の準備ができています。四方四角に竹が建てられ、竹と竹の間に紐が渡されてそこに「紙垂(シデ)」が。紙垂は仏教の旗(=仏旗)の色に対応しています。仏旗は緑・黄色・白・紫・赤で構成されていて、このうち四方は緑・白・紫・赤。真ん中のヒバで組まれた護摩壇の周囲は黄色の紙垂で囲まれています。


護摩堂の前には食べ物が供えられ、植物の槇(マキ)と蝋燭を立てる器、斧・剣・弓が設置されています。ヒバが敷かれているのは、ヒバが清らかで霊力があるからだと思います。この時はお酒がありましたが、いつもはないです。

で、ヒバを組んだ護摩壇の前で、斧・剣の儀式を行い、弓で周囲に仏旗の色の弓を放って、次に護摩壇に火をつけます。竹の先に燃える何かを差し込んでいて、そこに、蝋燭の火をつけてから、護摩壇に火をつけます。

火をつけた

えらい煙が。
そして非常に熱い。

死ぬほど煙が。
風向きによっては煙が直撃する。
すると目にしみる。
場所取りは大事ですね。

護摩を入れる

護摩とはサンスクリット語で「生贄」の意味。要は捧げるものが「護摩」。今回は参拝者が買った護摩木を燃やす。護摩木には名前と願いが書いてあります。かなり大量にあり、それを修験者が一枚一枚確認して、印を切ってから、護摩壇に投げてどんどん焼いていきます。
お願いを書いたしゃもじも焼いています。

あらかた燃えた後に、詩を蒔いて、護摩堂へ向かうように護摩壇の燃えかすの真ん中を空けて、そこに黒い枝を蒔いていきます。これなんなんでしょ。一旦は火が引いたのですが、これで盛り返す。
その上で、修験者が儀式をする。
多分、火の勢いを制御する秘法じゃないかな?分からないけど。

ついに、修験者から火渡り。
もちろん裸足で。
周囲は「おー」と声をあげるし、騒然となる。
カメラ小僧がシャッターを切る。

で、ささっと修験者が通った後は大量の「一般人」が火渡りをする。

火渡りをする一般人が、裸足で待ってます。
かなり大人数です。
大願寺から宮島民族資料館の建物の前まで行列があります。
1時から始まり、大体2時から火渡り。一般人が火渡りを終えるのは3時以降。

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