豊国神社(宮島の千畳閣のこと)

MENU
TOP >> 豊国神社(宮島の千畳閣のこと)宮島 千畳閣 歴史的建造物 仏教 神道 観光地・名勝 明治・大正 しゃもじ 歴史
スポンサードリンク

豊国神社

厳島神社末社豊国神社
祀神豊臣秀吉・加藤清正
入場料100円
千畳閣千畳敷)のこと。詳細は千畳閣で。
まとめ
●豊国神社は千畳閣のこと。
千畳閣は通称。
●江戸時代まで千畳閣は大願寺に属する大経堂(お経を読む場所)だった。
●明治の廃仏毀釈の中で、豊国神社として切り離されたことで、朽ちずに残った。

千畳閣は通称

宮島の「千畳閣」の正式な名前は厳島神社末社「豊国神社」です。
千畳閣はあくまで「愛称・通称」です。
豊国神社というのは、宮島以外でも日本全国に幾つかある「豊臣秀吉」を祀った神社のこと。

江戸時代までは仏教施設だった

江戸時代まで、宮島の千畳閣は大願寺というお寺の関係施設で、「大経堂」というお経を読む場所でした。つまりバリバリの仏教施設です。それが明治維新後の廃仏毀釈の流れの中で、大願寺から独立というか切り離されて、「豊国神社」に切り替えてしまいました。
豊国神社になったのは、豊臣秀吉が千畳閣を建てたからです。
●豊国神社(=千畳閣)にしゃもじを奉納して「敵を召し取る」と縁起をかついだのは、豊国神社が「天下人の豊臣秀吉」と「勇猛の名を馳せた加藤清正」を祀った神社だからです。詳細は「千畳閣の柱はなぜ傷だらけか?」を。

千畳閣を守るために生まれたのが豊国神社

つまり豊国神社というのは…
明治の廃仏毀釈の中で、このままでは千畳閣は打ち壊されるか、もしくは朽ちていくかしかない、それでは困る、ではどうするか?
「ようし!豊国神社ということにしてしまえ!」
という経緯で生まれた神社なんです。
五重塔厳島神社の施設となりました。
●千畳閣は豊臣秀吉が建てたもので、豊臣秀吉を奉じた神社が、「豊国神社」としてすでにあったので、それで豊国神社になりました。
●明治の時に、宮島内に豊臣秀吉の霊を祀る塚があったらしい。そこから勧請して豊国神社にしたとも。

スポンサードリンク

ブログや掲示板に紹介する場合

ブログやサイトに紹介する場合(タグ)

編集