長浜神社

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長浜神社(ナガハマジンジャ)

厳島神社境外摂社長浜神社
祭神興津彦命、興津姫命(相殿:所翁)
例祭は11月20日。
まとめ
●宮島のフェリー乗り場から、厳島神社とは反対方向に歩いて行くとある。歩いて行ける距離。
●管弦祭で地御前神社から帰ってきて立ち寄る場所。
御島巡りで立ち寄る。
●しかし七浦拝所ではない。

管弦祭では提灯で出迎える

厳島フェリー乗り場から東へ歩いて数分のところにあるのが長浜神社。管弦祭では地御前神社から帰って来た船が最初に立ち寄るのが長浜神社で、ここで提灯を持って迎えます。提灯は無料で配られる(ただし数に限りがある)。管弦も奏されます。

ミニ大鳥居がある

長浜神社は海に厳島神社大鳥居の小さな模型のような鳥居が立っていますが、神社の向きと鳥居の位置が全然合っていないので、鳥居は厳島神社にならって後付けじゃないかと思います。

ここは昔は「八重の浜」と呼ばれる、白い浜に松が並び立つ景観の良い場所で、海水浴場・漁師の網干し場でした。現在は埋め立てによって景観が変わっています。

興津彦命、興津姫命とは

長浜神社の神様は興津彦命、興津姫命という神様で、一般的には「竃(カマド)」の神様です。瀬戸内海では「荒神社」という名前の神社で祀られていることが多いです。竃は飯を炊くために必要なもので、神聖視されて来ました。古事記や日本書紀でも竃の神様は登場します。また、竃は火を扱います。火は不浄のものを清める性質があり、これまたとても神聖なものです。また一方で、火は火事を起こして焼き尽くすこともありますよね。そういう畏怖する気持ちもあったと思います。
●ほんとは沖津彦と沖津姫で、海に関わる神だったんじゃないかと、ちょっと疑ってます。

所翁

相殿の所翁というのは佐伯鞍職厳島神社の創建者の事です。相殿というのは、まぁ、同居人という感じの意味です。

御島巡りで回る場所ではありますが七浦拝所ではありません。

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