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包ヶ浦神社
場所など
宮島フェリー乗り場から距離にして2.9キロ移動したところに包ヶ浦公園があります。歩いて行くのは無謀。バスもあるけど、自転車で往復するのがオススメ。包ヶ浦公園はバーベキューやキャンプをするところでかなり有名。包ヶ浦公園の向こうに包ヶ浦神社がありますが、包ヶ浦神社は歩いていける場所にはなく、参拝するには船で行くしかありません。
御島巡りで立ち寄る神社ではあるのですが、「七浦拝所」ではありません。
御島巡りで立ち寄る神社ではあるのですが、「七浦拝所」ではありません。
伝承
御島巡りは、九州から宗像の女神がやって来た時に、佐伯鞍職が女神たちを案内した故事にならった神事です。島を一周するようにして神社を巡ります。包ヶ浦神社は佐伯鞍職が女神を案内した時には無かった(というか包ヶ浦神社ができたのは厳島合戦後に毛利によって作られた)。
伝承の詳細はコチラ佐伯鞍職と厳島神社の創建の伝承
シオツチオジとは
ところで祀っている神様の塩土翁は、古事記や日本書紀に登場する神様で、山幸彦を綿津見の宮殿に案内します。シオというのはしょっぱい塩ではなくて「潮」、つまり潮流のことを指しています。古代では潮流に乗って船を移動させていました。その潮流の神格化が塩土翁です。
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