宮島の節分…毎年2月3日大聖院の大イベント

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宮島の節分

開催日2月3日
時間11時から
場所大聖院

宮島では節分が行われます。2月3日の午前に大聖院で「大般若転読法要」が行われ、邪気を払います。大般若転読法要は大般若経という600巻に及び大量のお経を一気に読み上げる儀式。実際に読むのではなく、お経をパラパラとまくり、お経の題を読むだけ。600巻だからそりゃしょうがない。ちなみに大般若経をぎゅーっと短縮したものが「般若心経」です。

その大般若転読法要の後に、福豆・福もちまきが大聖院で行われます。

たわらくい

節分の時に宮島の各家では「たわらくい」というものを家の入り口にかけておきます。たわらくいは、タラの小枝にヒイラギの葉を巻きつけたもの。ヒイラギは葉っぱがトゲトゲです。タラは枝にトゲが付いてます。どちらもトゲトゲがあり、このトゲによって邪気を払います。
●全国的に節分時に飾るものとして「柊鰯(ヒイラギイワシ)」があります。こちらも邪気を払うものとして飾ります。ヒイラギは棘。イワシは匂いで鬼を払います。宮島ではイワシの代わりがタラなんですね。イワシを使わなかった理由はハッキリしませんが、やはり匂い=臭い=穢れ=宮島にはふさわしくないと考えたのではないかな?と思います。
●キリスト教などでもヒイラギは魔を払う植物としています。

節分の後

節分の夜に各家で豆まきが行われた後、年の数だけ豆を白い紙に包んで十字路で、家族の無病息災を願って、包みを投げて家に帰る。

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