文殊堂（モンジュドウ）…宮島弥山の途中の文殊菩薩のお堂

名前文殊堂（モンジュドウ）
本尊文殊菩薩
建築方形造り・銅葺き
ご利益学業成就
創建不明…近世に作られたと思われる。
文殊堂は観音堂と並んであるお堂。
文殊堂が右側。ぱっと見では観音堂と同じ建物に見えますが、文殊堂が方形造。観音堂が入母屋造り。

ロープウェーの獅子岩駅から20分くらい。弥山本堂や霊火堂がある場所から少し登るとあります。

文殊菩薩は知恵を授ける仏様。学業成就の神様として祀られています。
この目の前の谷は紅葉谷川の源流であり、昭和20年の枕崎台風の山津波はここから発生したと言われています。

ちなみに、戦時にあまりに燃料がない日本は松の木から「松根油」という燃料を抽出することにしました。宮島は原生林があり、松の木がたっぷりあったことから、これを伐採しました。それで松の木がなくなった宮島は戦後間も無く枕崎台風というのがやってきまして、その台風のせいで非常に大きな災害は発生することになります。