御床神社

厳島神社境外末社。
御床神社（ミトコジンジャ）・御床浦神社（ミトコウラジンジャ）
祭神宗像三女神（市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命）
御島巡りで巡る七浦拝所の最後の神社。伝承によれば宗像三女神が仮に祀られた神社。御床神社が鎮座する岩盤には大きな亀裂があり、これが厳島神社の「三ツ神甲剣花菱紋」になっているとも。

厳島神社に現在祀られている神と同じ神が祀られています。しかし厳島神社に宗像三女神が主に祀られたのは戦国時代の終わりで、それ以前には伊都岐島大明神が祀られていました。つまり御床神社に宗像三女神が祀られたのは果たしていつなのか？　まー戦国・江戸時代以降でしょうね。

ではそれ以前に御床神社がなかったとも思いませんので、それ以前に何が祀られていたのか？　結局、全然分かりません。

三ツ神甲剣花菱紋は出雲大社と同じ紋様。素直に考えて、出雲との繋がりから来た紋様でしょう。岩の割れ目が三ツ神甲剣花菱紋になったというのは後付けの設定だと思われます。