四宮神社

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TOP >> 四宮神社宮島 神道 おすすめ度☆☆☆★★
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四宮神社(シノミヤジンジャ)

厳島神社の末社。
祭神家具土神(カグツチ)
一間社流造・桧皮葺
石の鳥居が二つ、朱の鳥居が一つあります。
●一つ目の鳥居には大國神社と書いてある。これは昔、大国谷にあった大國神社と合祀したため。
●元は御陵川(紅葉谷川の上流)にあったらしい。

場所など

厳島神社などがある麓から紅葉谷のロープウェーへと登る途中にあります。麓からは1キロとちょっとですが、ずっと上り坂なので結構キツイです。たどり着くのは辿り着けますが、体力が削れてその後の観光が出来なくなる人がいるかもしれない。
地図

祭りなど

たのもさん」と呼ばれる「八朔の祭り」が行われます。八朔とは旧暦8月1日のこと。「朔」が「毎月1日」のことを表す漢字です。ちなみに果実のハッサクは8月1日ごろから食べられるから、と伝えられています(ただし、実際にハッサクの収穫は12月から2月)。たのもさんは「食べ物」に対する感謝を表すお祭り。宮島の厳島神社から、人形や賽銭を乗せた小さな船を流します。これは廿日市側の稲荷神社などの「穀物神」に送るもので、昔は対岸で回収して神社にお供えしていました。
●8月1日に祭りをするのは徳川家康が江戸城に移り住んだのが8月1日だから、とも。

名前の由来

四宮の由来??
昔は国司(昔の知事みたいな人)がその土地にやってくると、まず神に挨拶をするものでした。それで神社を巡るんですね。その神社の順番が「一宮・二宮・三宮・四宮」です(これが回る順番という説もあるが、社格の順という説も)。四宮神社の「四宮」もそういう意味なんでしょう。つまり宮島で4番目です。
宮島は神社だらけですから、それを考えるとかなり信仰された神社だったと考えていいです。
本当のところ
四宮はもしかしたら、4つの宮(神社)を合祀したからかもしれない。国司ってもまさかこの神社に参拝するわけもない。鳥居が3つあるのも、複数の神社を合祀したという意味なのかもしれない。

祭神について

カグツチ
カグツチは火の神。
イザナギとイザナミが結ばれて、様々な神を産むんですが、最後にイザナミから生まれたのがカグツチです。どうして最後なのかと言いますが、火の神カグツチが生まれたことで、イザナミは産道を火傷してしまって死んだからです。イザナミを失ったイザナギはその悲しみからカグツチを斬り殺してしまいます。

カグツチは火の神で、どうしてそんな神を祀るのかと言うと「防火」です。私は山火事防止のための神社だったんじゃないかと思いますが、いつからカグツチを祀っているのか分かりませんけど。

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