後白河天皇のお手植えの松の周囲に網が掛かってる理由

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後白河天皇のお手植えの松の周囲に網が掛かってる理由

まとめ
●松に硬貨をねじ込む人がいて、そのせいで松が損傷したから。
●木屑がポロポロと落ちていたらしい。
●昔は触れることができたが、現在は網がかかっていて触れない。
大鳥居にも同様に硬貨がねじ込まれている。このままいくと大鳥居も近寄れなくなるかも??

後白河天皇のお手植えの松

厳島神社の裏手に後白河天皇が植えた松が飾ってあります。小さな小屋があり、その小屋の中に松の切り株というか、大きな松の木が横たわっています。しかし、松に触れることは出来ません。現在は網が掛かっていて見ることしか出来ません。

実は以前は網が掛かっていなかったんです。
直接触れることも出来たんです。
どうして網が掛かったのでしょうか?

事情

厳島神社に参詣する人が、神社の大鳥居の柱の割れ目に硬貨をねじ込むという話は聞いたことはないでしょうか。

参拝者にとっては、鳥居の上に硬貨を投げるのと同じ感覚なんですよ。これが大きな問題になっていて、ねじ込んだ硬貨のせいで割れ目が大きくなり、鳥居が傷みやすくなっているんです。これ、おんなじ問題が後白河天皇のお手植えの松でもあったんです。みんなが木に硬貨をねじ込むものだから、松の木が割れて、損傷が激しい。だから網が掛かったんです。鳥居もその当時から同様だったんでしょうが、鳥居に網をかけるわけにも行かないし、鳥居の近くに近寄れないように整備するのはお金もかかるけど、何より観光業に大ダメージがあるからしなかったんじゃないでしょうか。

それで後白河天皇のお手植えの松は触れなくなったわけです。

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