宮島の大杓子

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TOP >> 宮島の大杓子宮島 しゃもじ 誓真 宮島表参道商店街 おすすめ度☆☆★★★
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宮島の大杓子の大きさなど

宮島表参道商店街(宮島のお土産や飲食店が沢山ある通り)の途中にある大きなしゃもじ。宮島の大杓子として公開されています。
大きさデータ
長さ : 7.7m
最大 : 幅2.2m
重さ : 2.5t
材料 : 樹齢270年のケヤキ
製作者: 宮島細工協同組合のべ300人

宮島(厳島神社)の世界遺産登録の際(平成8年12月)に公開されたもの。ただし製作は昭和55年5月から昭和58年3月の2年10ヶ月の間にされた。つまり完成(昭和58年)から公開(平成8年)まで14年間は公開されていなかったことになります。この14年間、どうしていたのかというと「展示場所が決まらないから保存していた」のです。

それが店舗が並ぶ「宮島本通り商店街」が「宮島表参道商店街」に改名し、世界遺産登録もあったので、公開場所が決まって晴れて公開となりました。

展示場所が決まっていない状態で、この馬鹿でかい「しゃもじ」を製作したのですね。
なんというか微笑ましい。

宮島杓子の簡単な歴史と雑記

宮島杓子は江戸時代の寛政年間(18世紀末から19世紀初頭)に時寺の誓真という僧侶によって発案された木工細工。ある日、弁財天が誓真の夢に出てきました。弁財天が手に持っている琵琶という楽器の形状をヒントに宮島杓子を、産業にするように島民に提案しました。
これが大ヒットし、地域によっては「しゃもじ」を「宮島」と呼んでいたこともあります。
●宮島では「宮島杓子」と言う。しゃもじとは言わない。
●宮島杓子は誓真という僧侶が発案した、とされます。
●しゃもじとは、杓子の「平安時代の女官の呼び名」であり、雅(ミヤビ)な呼び名。
●現在では、杓子は「おたま」のような形状で、しゃもじは飯を掬う専用の器具、とされていますが、本来は「杓子(おたま)」と「しゃもじ」は、呼び名が違うだけで、全く同じものを指していました。

詳細はしゃもじのページを参考に。

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