蓬莱岩(ホウライイワ)…聖崎の近くの会場にある蜃気楼の見える岩

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TOP >> 蓬莱岩(ホウライイワ)…聖崎の近く…宮島 おすすめ度☆☆★★★
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蓬莱岩(ホウライイワ)

名前蓬莱岩(ホウライイワ)
場所宮島の北端の聖崎(ヒジリザキ)の海上にある島。
詳細松が生えていて、景観が良い。春になると蜃気楼が見られる。

蓬莱と蜃気楼

蓬莱とは?
蓬莱というのは中国の最古の地理書の「山海経」から登場する山の名前。山海経によれば、蓬莱山という山があり、その山は海の中にあり、その海で蜃気楼が見られる…という意味の記述がある。ってことで、「蜃気楼=蓬莱」という図式があるんですね。
蜃気楼
この宮島の蓬莱岩の近くでは春先になると蜃気楼が見られるんです。おそらく、蜃気楼にちなんで「蓬莱」「岩」になったんだと思われます。
ちなみにこの山海経は区分では地理書となっていますが、妖怪のイラストも満載でかなりの「奇書」「珍書」です。

徐福と蓬莱

蓬莱山というのは五神山という渤海の東にあったという仙人が住む山の一つとされています。仙人ってのは道教の世界観では、人間が修行して超能力を得た人のことです。また、仙人は不老長寿の薬を持っているとされ、自身もそれで不老不死になっているとしていました。この不老長寿を欲したのが「秦の始皇帝」。始皇帝は徐福に三神山へ不老長寿の薬を取りに行かせます。その三神山はやっぱり東にあって、その一つが蓬莱山なんです。
ここで徐福と蓬莱の繋がりがあります。徐福は不老長寿の薬を求めて「蓬莱」へ行き、日本に来た!のではないかと言われていて、日本の各地には徐福の伝承がありますが、ま、これは宮島の蓬莱岩とは関係ないですね。

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