厳島神社の回廊の床板は二重になっている

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回廊の床板は二重になっている

まとめ
厳島神社の床板は保護のために二重になっている。
●本来は厳島神社の回廊は神聖なもので裸足で歩かないといけない。
●床板は大きさがまちまちなので、二重にするのは大変な手間。
●国宝を守るためとはいえ、すごい。

神社の床板

厳島神社の回廊の床板をよく見ると、表面の板が下の板にくくりつけられています。これは「本来の床板」を傷つけないように、その上に板が敷いてあるんです。まぁ、スマホの画面の防護フィルムみたいなもんですね。これを養生板(ヨウジョウイタ)と呼んでいます。

つまり。
床板の上に、全く同じ大きさの床板を作って、敷いているってことです。これはすごい。何せ、回廊の床板は「大きさがまちまち」なんです。全部、ちょっとずつ違っていて、その違いによって回廊の柱と柱の間の床板の数が「8枚」に調節されています。だから「同じ大きさ」の床板を張り付けるって、相当に手間のかかることなんです。

国宝を守るためとはいえ、脱帽。
そう考えながら回廊を歩いてください。

厳島神社の回廊は本来は神聖なもので、裸足で歩かないといけないものです。現在は靴で上がってもいいですが、養生板にはそういう宗教的な意味もあるのだとか。

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