宮島の若干マニアックな観光ポイント

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宮島のマニアックな観光ポイント

要害山

厳島合戦の舞台
要害山は宮尾城があった山。宮尾城は毛利元就VS陶晴賢(陶隆房)の厳島合戦で舞台の一つとなった城。当時の「城」は、基本的に「山城」で、城は山の上に小屋がある程度のもので、姫路城とか大阪城というのは「平城(ヒラジロ)」と言います。宮尾城は山城なんですがどうも、単なる山城じゃなくて、宮島と廿日市の間の海を通る船を見張る城だったよう。なので、登って周囲を見ると見晴らしがいい。登っても今伊勢神社くらいしかない。

清盛神社

平清盛が祀ってある神社
清盛神社はその名前どおりに平清盛が祀ってある神社。西松原にあります。創建は昭和29年で新しいものなんですが、平清盛自体は宮島の今社(今宮)という場所で平安時代に祀られていて、それが江戸時代に三翁神社に祀られるようになって、昭和29年に清盛神社に移動しただけで、祭神としての平清盛はかなり歴史のあるもの。
今社に祀られていたことが、「厳島神社は清盛が修造した」という伝承になったののかもしれない。


三翁神社

三つの社がある神社
三翁神社は三つの社がある神社。ただし江戸時代までは山王社と呼ばれていて、仏教的な施設だった。明治維新後の廃仏毀釈で宗旨替えした。非常に多くの神が祀られていて、実は歴史があり、重要な神社です。

四宮神社

たのもさんで有名な神社
旧暦8月1日に行うお祭りの「たのもさん」が有名な神社。宮島ロープウェーの紅葉谷駅へと行く途中にある。歩いて登れば参拝できる。大国神社(厳島神社のそれとは違うやつ)と一緒になっています。

白糸の滝・滝宮神社・御幸石

高倉上皇も行幸した歴史的観光スポット
白糸の滝滝宮神社には平安時代に高倉上皇(後白河天皇の子で、安徳天皇の父)が行幸した。行幸ってのは天皇が「移動」すること。余談ですが、行幸と書くのは天皇が「福の神」だから。御幸石は高倉上皇が来た時に御輿を置いた石。
厳島神社の神は本来はこの白糸の滝の精霊だったと思われます。現在の白糸の滝はチョロチョロとしか水がないですが、江戸時代まではかなり水量が多かったし、平安時代にもおそらく多かった。

大聖院の入り口近くから山へと15分ほど登るとあります。道が結構きついので山道を登りやすい靴で行きましょう。

光明院

戦国時代に建立した寺
光明院は天正11年(1583年)以八上人(イハチショウニン)が開いた寺。 現在はないですが神泉寺(二位の尼…平時子を祀る寺)を管理していた。綺麗な寺で、眺めもいい。宮島に来ても、知らないので観光客はなかなか訪れない。
近くに牡蠣祝があり、一杯飲んだらどうでしょうか??

紅葉谷公園

秋は紅葉の名所
紅葉谷公園は11月の中旬から下旬に見頃を迎える紅葉の名所。秋の見頃以外でも、涼しくて過ごしやすい場所です。鹿もウロウロしてますし、ぼんやり散歩しても楽しい。宮島ロープウェーの紅葉谷駅が紅葉谷公園にあるので、歩いて駅まで行くなら自然と通ります。四宮神社も通ります。

西松原

清盛神社のある松原
西松原は厳島神社の出口のあたりから海へと伸びる砂の堆積したところ。戦国時代に白糸川(滝川)・御手洗川(紅葉谷川)は厳島神社の境内(海浜)に流れ込んでいたものを曲げて、現在の方向に変えたために、西松原が生まれた。よってそれ以前にはなかった。と言っても、西松原がここまでの大きさになったのは、戦後の枕崎台風による土石流を処理したから。多くの灯籠と松があり、風景がいいです。

清盛神社がある長い砂地なので清盛神社のマップを表示させておきます。参考にしてください。

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