宮島の見どころ…絶対に外せない観光スポット

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宮島の見どころ

このページでは宮島の観光スポットのうち「絶対に外せない」ものを抜き出しています。

まずはこれらをクリアしましょう。
これらを抑えれば宮島に行ったと言えるでしょう。

厳島神社

宮島とは厳島神社の島のこと
宮島の「宮」とは当然ながら厳島神社のこと。厳島神社があるから宮島なのです。宮島に行って厳島神社に観光しないなんてことはありえない。厳島神社は平安時代の末期12世紀の後半に修造された神社。実は誰が何のために作ったのかはハッキリとはしていません。
●12世紀に厳島神社は修造されたが、創建はそれ以前。伝承によれば推古天皇の時代の593年。
●定説では平清盛が権威を示すために厳島神社を修造した…となっていますがあくまで推測の域

宮島に来て、この非常に特殊な海上神殿と浜の大鳥居は見ないわけにはいきません。これが平安時代以降、形状を変えつつも維持されていることはやっぱり凄い。このサイトでは厳島神社の歴史について突っ込んだことも書いていますが、厳島神社の魅力はそういった歴史的な経緯を抜きにしても十分にあります。誰でも見て驚きます。他にこんな神社・建造物はありませんからね。確実に一見の価値あり。 世界遺産は伊達じゃない。
また、弁財天と習合した宗像の女神である市杵島姫神は様々なご利益があります是非、見るだけでなく参拝してください。拝観料300円。御朱印もある。

千畳閣

豊臣秀吉の経堂
豊臣秀吉が戦国時代の終わりに建てたお経を読むお堂(=経堂)ですが、建築途中で秀吉が死に、壁も天井もない状態で現在に至っている建物。千畳閣というのは千畳あるくらいに広いという意味。現在は正式には豊国神社という豊臣秀吉をまつる神社。ただし神社となったのは明治維新後の廃仏毀釈から千畳閣を守るためで、本来は神社じゃないです。
とにかく広く、高台にあって眺めがよく、冬以外は休憩場所として最適。写真を撮るにもいい。SNSの投稿画像を撮るにはいい。冬は寒すぎて死ぬ。御朱印もある。入場料は100円。土足厳禁。
隣の五重塔も一緒にどうぞ。

大聖院

厳島神社の別当寺
厳島神社から南へ緩やかな坂を登っていくと大聖院というお寺があります。大聖院は伝承によれば大同元年(806年)に空海によって開かれた、とされていて歴史はかなり古いもので、宮島での影響力も強いものでした。しかし、現在の大聖院はそんなこととは無関係に、とにかくクセが凄い。

江戸時代まで厳島神社に祀られていた十一面観音菩薩。その観音菩薩が安置してある観音堂。鳥羽天皇の勅願道場として建てられ、いまは秀吉ゆかりの波切不動明王像が安置してある勅願堂。空海を祀った大師堂弥山の三鬼大権現の祈願所の摩尼殿。一つは願いが叶うという一願大師。その他、おびただしい数の地蔵・マニ車など、新旧のありがたいものが満載の観光&パワースポットです。

弥山

聖なる山、弥山
よく宮島は全体が「神の島」で、宮島で最も高い「弥山(ミセン)」は厳島神社によって特別視されていた…という観光ガイドがあるんですが、厳島神社と弥山が結びついたのは明治以降の廃仏毀釈と神道ブームが原因で、それまでは厳島神社と弥山はほぼ無関係。というか弥山は大聖院が管理する仏教エリアでした。
厳島神社とは関係ないのですが、弥山はかなり特別な場所…歴史的な信仰空間です。空海が求聞持修法(=超記憶術)の修行したとされる弥山本堂。かつて三鬼大権現が祀られていて廃仏毀釈から守るために宗旨替えした御山神社。逆に御山神社から追い出された三鬼大権現を祀った三鬼堂。1200年もの間、消えない火が焚かれるとされる霊火堂。何より弥山頂上の光景は(途中の山道の厳しさもあって)かなりグっと来ます。

ロープウェーがあり、弥山の近くまで登れる。ただし、ロープウェーを使っても弥山頂上まで登るのは運動不足の人にはかなり厳しい。しっかりと準備(まともな靴と服装と水分)して登りましょう。

大願寺

厳島神社の修造担当の寺
厳島神社の出口すぐそばにある。厳島神社の修理を行っていた寺で、戦国時代に厳島神社を管理運営する「三家」の一つとされています。厳島神社の本社本殿内に秘仏として祀っていた弁財天が現在安置してありますが、秘仏で一年に一回6月17日に公開されますが、それ以外の日では見られない。
色々と観光するべきものがあるんですが、流石に大聖院のクセの強さには負ける。

大願寺は宮島では「新参者」で、歴史は浅い。以前は荒胡子神社のあたりにあった。

アナゴ・牡蠣

宮島、というか広島の名物が牡蠣アナゴ
牡蠣の養殖は室町時代には始まっていて、それが江戸時代になると広島で消費しきれなくなり大阪に売りにいくことになります。大阪に出荷するほどの大量の牡蠣を育てるということは、大量の牡蠣がプランクトンを消化して排泄しますよね。その排泄物が沈殿して豊かな泥の漁場が生まれます。そこに住むのが「アナゴ」です。
牡蠣とアナゴはセットなのです。
というわけで、宮島に来たら牡蠣とアナゴ飯(アナゴ丼)を食べるのは必須。美味しいってのもありますが、歴史を感じるグルメなんです。ただ、まぁ、観光地価格で、引くほど高い。お店は宮島内に唸るほどあります。

次点

他にも見るべき観光スポットはあるんですが、最優先すべきは上記のもの。此処より下には他の観光スポットを簡単に書いて行きます。
参考次点をまとめたものは以下のリンクを参考に。
宮島の行った方がいい観光スポット

宮島の鹿
外人さんは鹿が人間を恐れないことに感激するが、日本人は鹿のことを犬猫と同じような感覚で捉えることが多いので次点。
宮島水族館(ミヤジマリン)
瀬戸内の自然を写し取ったような水族館。いろんな展示物とショーがある。でもまー、最近は大きな水族館があるから、そこより凄いかっていうとね。
宮島神社宝物館
宮島にまつわる遺物が見られる。平家納経のレプリカも展示してある。歴史に結構詳しくないと面白くない。初心者向きじゃない。
宮島歴史民俗資料館
旧江上家住宅主屋でいろんな展示をしている。実は面白い展示があるんだけど、初心者には厳しい。
もみじ饅頭
もみじ饅頭は明治に生まれた和洋折衷のお菓子。当時はハイカラなものだったらしい。お土産にすると他府県の人には喜ばれます。

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