包丁塚…宮島の大聖院で毎年、包丁供養がある

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包丁塚

名前包丁塚
場所大聖院
祭祀包丁塚では3月8日に古い包丁を供養する「包丁供養」をする。

包丁塚の横には人類と包丁と包丁を大事にする心を大事にしようという石碑が立っています。古い包丁を供養する包丁供養は昭和58年から行われています。

包丁供養の歴史とか

毎年3月8日に包丁塚の前で包丁供養という儀式が行われます。大聖院座主が読経し供養した後、包丁式が行われます。包丁式というのは伝統的な日本料理の儀式です。ここでいう日本料理ってのは私たちが俗に言う「和食」って意味じゃなくて、天皇や神に食べ物を捧げるもので、包丁と真魚箸(マナバシ)を使って食材に触れずに切り分けて調理する儀式です。包丁式では烏帽子と直垂(ヒタタレ)を身にまとって行います。
●食材に触れないのは穢れが移らないようにするためです。
●包丁道は景行天皇(12代天皇)が東国を行幸(=天皇が移動すること)したときに部下の磐鹿六鴈(イワカムツカリ)が白蛤を調理してナマスにして、褒められて「膳臣」と呼ばれるようになった。
参考https://nihonsinwa.com/page/1161.html
これが包丁道の始まりとも言われていますが、調理の記述は古事記・日本書紀にも色々ある。
●包丁道の創始は平安時代の藤原山蔭とされる。


包丁塚の前で昭和58年から始まった訳ですから、伝統のある儀式じゃないんですが、厳島神社でも神に「供物(神饌)」を捧げるので無関係とは言えないです。
●伊勢神宮でも包丁道の儀式をすることがある。

包丁供養

包丁供養をするときは、大聖院に広島の調理関係者が集まります。包丁の供養は一本で3000円。大聖院の座主は非常に積極的。かなり忙しいんじゃないでしょうか。

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