三十六童子像…大聖院の勅願堂内にある不動明王の眷属

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三十六童子像

名前三十六童子像(サンジュウロクドウジゾウ)
場所大聖院勅願堂

吉田正裕氏の大聖院77代座主就任記念事業として作られたもの。就任は平成10年なので、その頃に作られた。三十六童子とは不動明王の眷属のこと。眷属というのは不動明王を助けるもの。薄暗い勅願堂内に並ぶ、千体不動と三十六童子と波切不動明王はなかなか迫力がある。

三十六童子の名前

不動明王の眷属の三十六童子の名前は以下の通り。
矜迦羅童子、制叱迦童子、不動恵童子、光網勝童子、無垢光童子、計子爾童子、智慧憧童子、質多羅童子、召請光童子、不思議童子、羅多羅童子、波羅波羅童子、伊醯羅童子、獅子光童子、獅子慧童子、阿婆羅底童子、持堅婆童子、利車毘童子、法挟護童子、因陀羅童子、大光明童子、小光明童子、仏守護童子、法守護童子、僧守護童子、金剛護童子、虚空護童子、虚空蔵童子、宝蔵護童子、吉祥妙童子、戒光慧童子、妙空蔵童子、普香王童子、善爾師童子、波利迦童子、烏婆計童子

三十六童子はそれぞれにキャラクターが設定されているものの、それが何故、いつから眷属という設定になったのかは分からない。そういう文献はないです。ただ、結構有名です。

三十六童子がある理由

勅願堂は古くからありまして、そこに豊臣秀吉が朝鮮出兵の際の海上交通の安全を祈願した波切不動明王を安置しました。この波切不動明王にちなんでの三十六童子なんでしょうね。

●勅願堂は明治20年の火事によって焼けたので現在の勅願堂は再建したもの。

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