遍照窟…大聖院の大師堂の地下にある伽藍

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遍照窟

名前遍照窟(ヘンジョウクツ)
場所大聖院大師堂の地下の人口洞窟
四国八十八箇所の寺の本尊が安置してあり、本尊の手前には八十八ケ所の寺の「砂(実際は四角のプレート)」が敷いてあって、本尊の前を一周するだけで四国八十八ケ所を巡ったのと同じ四国霊場巡りのご利益がある、とされる。薄暗い洞窟の中に大量の本尊があり、お経(だと思う)が流されていて、若干怖い。


荘厳な雰囲気
天井には大量の灯り。大量の仏像。中央奥には胎蔵界大日如来・金剛界大日如来が鎮座しています。あと、読経の声が響きます。
●真言宗で信仰の対象は「大日如来」。一般に真言宗の寺では大日如来が祀られていることが多い。別の仏が本尊になっている場合でも、大日如来が別の姿で現れているという解釈。
大聖院では波切不動明王と、厳島神社の本地仏として明治まで祀られていた十一面観音菩薩が主に祀られている。



足元の砂
四国八十八ヶ所の本尊の像が並んでいる前の足元には四角いプレートがあります。このプレートの下には各寺の砂が入っていて、このプレートの上を通ることで四国八十八ヶ所に巡ったのと同じ効果があるとされています。

遍照窟とは

遍照窟は「遍(あまね)く照らす窟(道場)」という意味で、世界平和を祈っているとかなんとか。この遍照窟はネットで調べても「いつからあるか?」が書いてないんですが、人工洞窟だし、八十八箇所だと考えると割と最近できたもののはずです。

八十八ケ所巡りが空海が回った(とされる)寺をたどる儀式で、大聖院が現在は真言宗の寺だからそのつながりで作ったんでしょうね。
この辺りは大聖院のビジネスのうまさが光るなとつくづく思う。

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