宮内

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宮内(ミヤウチ)

名前宮内
場所廿日市市宮内
廿日市の地域。市電(=チンチン電車・市内電車・広電)の駅がある。仁治3年(1242年)の厳島文書にも宮内の記述があることから、地名はかなり古い時代からあるらしい。別に観光で行くところではないです。

宮は厳島神社のこと

宮内の「宮」は厳島神社のこと。厳島神社の「敷地」で、厳島神社の政所(財政管理)などをする場所だったっぽいがよく分からない。

厳島神社には「神領」と呼ばれる領地があり、その土地の人たちは「神領衆」と呼ばれていました。神社は神社の土地を持ち、神社の土地に民を持ち、そこから収入を得て神社を運営していた。しかもその土地が「でかい」。現在西広島駅から宮島口辺りのかなり広範囲が神社の土地だったみたいです。神領は自治権があったのでしょうね。もちろん「自治」という感覚はなかったでしょうが、それに近い権利はあった。

神社っていうと神様を祀る場所というイメージがありますが、厳島神社の実際のところは小さめの守護大名に近いものだったわけです。それが原因で戦国時代に跡目争いで大揉めします。大内氏(大内義隆)に友田興藤(=元は藤原氏)が殺されて、神領はほとんどなくなってしまいますが。

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