猿回し(厳島劇場)

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猿回し(厳島劇場)

名前日本伝統芸能厳島劇場
場所厳島神社の出口近く。滝口町の入口あたり。
価格取材時では入場料は無料。ただし、終わりにおひねりを求められる。価格は決まっていないが1000円くらいは払う事になる。そのくらいの価値はあるので、不満はない。江戸時代に宮島で猿回しをしていたので、宮島で猿回しを見るのはとても正しい。

アクセス

猿回しの歴史

猿は神聖なもので、馬や牛の健康を祈念する存在で、猿を舞わせた。馬が戦争で利用されるようになると、その役割は高まっていきました。そうはいっても猿回し自体は、卑しい人間の仕事だったよう。そこから猿回しは「芸能」として成立するようになります。神の前で舞う神楽が、能や歌舞伎といった演芸に発展するのと一緒ですね。
で、地方の道端で猿回しにするようになります。

江戸時代には宮島でも猿回しが演じられます。ま、宮島は古くは「舞楽」、戦国時代には「能」が演じられたくらいですから、そもそも文化都市でした。猿回しはその一つでした。その猿回しでやってきた、猿が逃げ出して現在宮島に住んでいる「猿」になりました。宮島では「死=穢れ」とされ、猿も鹿も殺すことができなかったのも、宮島に猿が住んだ原因です。
参考猿瓦

厳島劇場!

2017年に厳島劇場ができました。
私が知る限り、オープン時は「オープン記念で無料」って言ってたんですが、ずっと「入場無料」。
猿回しが終わると、おひねりを求められるので、実質無料じゃないです。しかし、古来から猿回しはそうやって…演じておひねりをもらって、ギャラを得ていたはずです。って考えると、これはとても正しい。
大体、大人は1000円を払う事になります。
子供は何百円か。
●私はそれだけの価値は十分あると思いました。子供たちはかなり喜んでいて盛り上がっていました。
●欧米は知能=魂と考えていて、賢い生き物にこんな風に芸を仕込むことは「かわいそう」と考えています。クジラ・イルカを食べるのは可哀想と考えるのはそういうことです。おそらく外人は猿回しを「快くは思わない」はずです。


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