宮島とお盆

MENU
TOP >> 宮島とお盆宮島 仏教 歴史 文化風習
スポンサードリンク

お盆

名前お盆
時期8月15日前後
広島では8月15日を中心に「お盆」がある。ちなみに関東の都市部では盂蘭盆会として7月15日前後にある。よって東京で盂蘭盆会して故郷に帰ってお盆という「二回お盆をする」ってのが人によっては毎年ある。お盆は先祖供養で、墓の周辺を掃除して墓参りをするものです。

宮島には墓がない!

しかし、宮島では墓がない。穢れを嫌う島のルールで墓を作ってはいけないことになっています。寺はあるんですが墓がない。では宮島の人たちは死んだらどこに墓を作るのか(=遺体をどこに埋葬するのか?)というと、JR宮島口駅の裏の方です。駅の山側には墓があって、全体的にドンヨリしています(住んでる人には失礼ですがね)。

で、お盆になるとあの辺りで墓参りをすることになります。

宮島に浄土真宗はなかった

宮島には古くから寺があったのですが、浄土真宗はありませんでした(現在は真光寺という浄土真宗の寺がある)。宮島では霊地法度として浄土真宗の寺を建ててはいけないことになっていたからです。どうやら穢れを嫌う島の感覚が、肉食を許す浄土真宗を許さなかったよう。それで宮島口の裏の墓にも安芸門徒らしい灯篭を立てないんですが、明治以降、宮島の中にも浄土真宗の寺(真光寺)があるわけで、実際には浄土真宗の墓もあるはずなんですよね。おそらく、周囲との軋轢を憚って立てないんでしょうね。

スポンサードリンク

ブログや掲示板に紹介する場合

ブログやサイトに紹介する場合(タグ)

編集