包ヶ浦自然公園(ツツミガウラコウエン)…宮島の北の広大な自然公園

MENU
TOP >> 包ヶ浦自然公園(ツツミガウラコウエ…宮島 おすすめ度☆☆★★★ 戦国時代 厳島合戦
スポンサードリンク

包ヶ浦公園(ツツミガウラコウエン)

まとめ
●宮島フェリー乗り場から2.9キロ。歩いて行こうなどと思わない。
●厳島合戦の舞台になった場所。毛利元就が上陸した。
●包ヶ浦公園は綺麗。包ヶ浦も綺麗。だけど観光地かと言われるとそりゃ違う。
●テニスコートあり、キャンプ場あり。
●芝生?

歴史

厳島合戦で毛利軍が上陸した場所。
その後、幕末の1870年代には農地として開墾されたのですが、鷹巣浦に砲台を建設するために、包ヶ浦は軍が接収した軍用途となりました。その後、弾薬庫や徴兵所がありました。明治38年(1905年)の日露戦争による戦利品として中国の旅順から大砲が運ばれた。

アクセス(場所)

宮島フェリー乗り場から2.9キロ東回りに移動したところにあるのが包ヶ浦公園です。包ヶ浦公園へはバスが出てきますが、便数が多いとは言えません。バスもいいですが、レンタルサイクルで移動するといい運動になります。自転車だと時速10キロ前後で移動するので片道20分程度。ただし、途中に坂があるので普段運動していない人は結構キツイと思うかも。普通は問題ないです。

地図

厳島合戦の舞台に

包ヶ浦は毛利軍が、雨の中を廿日市側の火立岩(ホタテイワ)から海を渡って上陸した場所です。ここが「包ヶ浦」であり「ツツミ(鼓)」とかけて

「(鼓は打つものだから)これは敵を打ったも同然!」

と味方兵士を鼓舞したというお話があります。
確認してないけど陰徳太平記の記述でしょうね。
言霊信仰とダジャレ
日本では言霊信仰があり、言葉を引っ掛けて勝利に結びつけるのはとても意味のあることです。お正月のおせち料理なんて、言霊の集合体みたいな料理ばっかりですよ。ただし、この伝承が本当かはどうかは怪しいです。創作の可能性も十分にあります。

包ヶ浦神社も見えるには見える

御島巡りで回る包ヶ浦神社も公園から見えなくもないです。ただ、包ヶ浦神社は海から船で参拝する神社ですから、近寄ることもできません。どうしても直接参拝したいのならば御島巡りに参加しましょう。

包ヶ浦はとっても綺麗

砂浜にありがちな打ち上げられたゴミがあるとは言え、なかなか綺麗な浜です。キャンプ場もありますし、夏になると人気のスポットです。

テニスコート・キャンプ場も

テニスコートは実際に使えるんだろうか。使ってる人がいるんだろうか。2016年の調査によると錦織選手の影響で子供にやらせてみたいスポーツで上位に食い込んでいるんだから、整備すると使ってもらえるかもよ。頑張れ廿日市行政。

広大な芝生?

公園は非常に広い。その広い敷地に芝生が。
芝生は一部を除いて、綺麗に刈られている…ように見えるんだけど、コレはどうも鹿が食べているだけなんじゃ……芝生をよく見ると鹿のフンが散乱しているんです。フンが肥料になり、また下草の栄養となる…そういう自然の循環が垣間見えるのです。

スポンサードリンク

ブログや掲示板に紹介する場合

ブログやサイトに紹介する場合(タグ)

編集