厳島神社の大鳥居に硬貨(コイン)をねじ込まないで

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厳島神社の大鳥居に硬貨(コイン)をねじ込まないで

まとめ
厳島神社大鳥居のヒビに硬貨をねじ込む人がいる。
大鳥居が損傷し、耐久年数が縮むのでやめてほしい。
●もしかすると将来は近づけなくなるかも???

大鳥居の危機

大鳥居と硬貨
厳島神社の大鳥居は干潮時にはすぐそばまで歩いて行けます。干潮時にはたくさんの人が見にいき、そこで写真を撮っています。近づいてみると、柱の隙間・ヒビに硬貨がねじ込まれています。この硬貨がひび割れを悪化させ、大鳥居の耐久年数を縮めているのが問題になっています。
●おそらく鳥居に石や硬貨を投げて鳥居の上の部分に着地させると願いが叶うという風習があるので、その代用でヒビに硬貨を入れるんでしょうが、ダメなのでやめましょう。

現在は大鳥居に硬貨をねじ込まないようにネットなどで告知されていますが、それでも無くなりません。
●写真はヒビにねじ込んでいるわけではなく、フジツボの間に入れているだけです。

もう一つの問題

もう一つ、問題があって、この硬貨を拾って宮島の自動販売機で使う人がいるんですね。海の鳥居ですから硬貨は潮に濡れているため、これを自販機で使うと自販機が壊れてしまいます。最近は、この硬貨を宮島の人が洗って回収していますが、追いつかない様子。
●洗えばいいという問題じゃない。

後白河天皇のお手植えの松

ところで、厳島神社の裏手に「後白河天皇のお手植えの松」があります。お手植えの松っても切ったものですけど、これが展示してあるんですね。現在は松には「金網」がかかっていて、触れることが出来ないんですが、昔は直接触れることが出来ました。どうして金網がかかっているのかというと、「硬貨をヒビにねじ込むから」なんです。お手植えの松は損傷したら直すことが出来ませんので、金網という手段に出たのでしょう。
将来は近づけない??
もしも大鳥居の方も改善がされないのならば、場合によっては「大鳥居に近づけない」ようにする可能性もあるんですよ。それは悲しいので、とにかく大鳥居を損傷するようなことはやめましょう。

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